インターネット放送局へのチャレンジ

放送というと大げさになりますが、自宅のFTTH回線を利用して、ビデオと音声を利用した情報発信実験にチャレンジしてみようと考えています。100Mbps占有しているのにアップストリームをほとんど使っていないのはもったいないので(^^;

ビデオの方は、ほぼ機材がそろったので問題ないのですが、音声(Podcast)についての機材が不足しているので、必要最小限の機材をそろえたいと考えています。

はじめようと考えるのは簡単ですが、問題は、放送内容でしょうね。
著作権侵害や仕事の内容とは関係のないところで誰にも迷惑をかけないようなコンテンツを作って実験していく予定です。

ハイビジョン動画をWindows Media Video HDに

引き続き、先週の土曜日に撮影したハイビジョン動画をWindows Media Videoにエンコードしてみました。

動画変換: TMPGEnc 3.0 XPress + Windos Media 9 エンコーダ
変換条件:
 ・映像コーディック: Windows Media Video 9
 ・エンコード方式: 2pass CBR
 ・データレート: 8000kbps
・出力ピクセルサイズ: 1440x1080
・音声コーディック: Windows Media Audio 9 Professional
・サンプリングレート: 48KHz
・チャネル数: 2

約7GB近いデータを変換するのに7.5時間(元映像時間の11倍)。ファイルサイズは2GB程度に。さすがに結構時間がかかります。変換された映像をチェックしてみましたが、所々でブロックノイズが発生しているのが気になります。

次は、これを実際にネットで配信する際に、どれくらいの環境が必要なのかが気になります。
データレート8Mbpsだとすれば、FTTHで自前のサーバを立ち上げた場合、同時接続数は8-10くらいが限界なように思います。うーむ。同時アクセスが多い場合は、サーバを並列にする他にないんだろうな。それとコンテンツ自体のキャッシングも重要。

自宅のネットワークのDMZに配信サーバを設置してテストしてみようかな。

ハイビジョン動画をWindows Media Videoにしてみた

動画ネタが続いていますが、昨晩、先週の土曜日に撮影したハイビジョン動画をWindows Media Videoにエンコードしてみました。
利用した環境は、以下の通り。

CPU: Athlon64X2 4400+
Mem: 2GB (1GBx2 Dual channel)
HDD: SATA2 phase2 300GB
OS: Windows XP Professional SP2
動画変換: TMPGEnc 3.0 XPress + Windos Media 9 エンコーダ
変換条件:
 ・映像コーディック: Windows Media Video 9
 ・エンコード方式: 2pass CBR
・データレート: 1000kbps
・出力ピクセルサイズ: 1440x1080
・音声コーディック: Windows Media Audio 9 Professional
・サンプリングレート: 48KHz
・チャネル数: 2

約7GB近いデータを変換するのに4.5時間。ファイルサイズは360MB程度に。
まだ確認していないけど、情報量が減りすぎているので、画像が荒いかも。

これでは、Windows Media Video HD (WMV HD)とはいえないですね。
WMV HDにするには、データレートを6-8Mbpsにしなければならないようです。
もちろん、データレート(ビットレート)を上げればデータ量は大きくなります。
加えて、要求されるCPUパワーも最低2.8GHzくらいになり、ビデオRAMも128MBくらい必要になって、かなり敷居が高くなるようです。

Windows Media Video HD

Windows Vistaが登場すると、Windows Media 11が出てくるわけですが、Windows Vistaを待つ前に、Windows Media Video HDのコンテンツがどれくらいネット配信上で有益なのかを考えてみたりしています。

米国の状況だと、やはりラスト1マイルの問題があったり国が大きいことがあったりして、日本のようにブロードバンドが誰でも使えるってわけではないようです。一方、日本は、FTTHの普及率がぐーんと伸びていて、今月末には500万世帯が光ファイバーネットワークに参加する見込みだとのこと。

だったら、この帯域幅を活かしたビデオログとかあっても面白そうだなと思うのですが、大規模ストレージに対応したブログサービスは皆無だと思います。

一方で、携帯端末や携帯ゲーム機上での動画再生も盛んである状況で、画質はそこそこでもどこでも見られる利便性を追求しなければならないという一面もあります。

HDの高精細レベル、DVDレベル、VHSレベル、携帯向けMPEG4レベル、大きくわけると動画は4通りに分かれるかと思いますが、デジタルストレージの低価格化により映像を楽しむ上で時間に縛られなくなったのはいいことだと思うのですが、私のようにずぼらだと、録画しただけで見ていないコンテンツがどんどん増えていくというジレンマもあります。

たとえば、ドラマの「白夜行」。第1話目からずっとハードディスクレコーディングしたまま、一度も見ていない(^^;一気に見るのは大変だろうなぁ、と思いつつもテープ記録でないから早送りは簡単。とはいえ、見るためのモチベーションが必要なのかもしれません。

話は戻り、Windows Media Video HD。まだ実際にデータを作成していないのと、作成に要する時間を実測できていないので、大変さがよくわかっていません。必要なソフトは全部そろっているので、チャレンジしてみなきゃ。

それと、Windows Media 11の情報も集めようっと。