久々に友人と再会・・・なんだけど、なんじゃこりゃ?

同じ業界で働いている友人と久しぶりに再会。
2件、お店を回って焼酎をボトルで2本空けた(^-^)。

2件目のお店ではテーブルに注文用のタッチパネル付き端末があって、もしかしてWindows?と思いきや、テーブルの下を見ると、コンピュータらしき箱が。
で、なぜか側面にボタンが配置されていて、「なんだろこれ?」とポチッとな、してみたら。Windows XPのシャットダウンプロセスが始まるではありませんか。

「これって、Windows XP Embedded?」と思い、再度ボタンをポチッとしてみると。

・・・
AWARD BIOSの画面が表示されて、Windows XPの起動がばっちり見えてしまった。
そこまでは良しとしよう。

問題はそこから先にあった。
起動直後になぜかコマンドプロンプト上でlocalhostへのPingを実行する処理が走り出し(時間稼ぎか?)、それが長時間なので、タッチパネルからコマンドプロンプトを強制的に終了させてしまうと、本来走りだすはずのプログラムが動かなくなって、Windows XPの環境が完全に晒されてしまうのであった。

しかもログオンはAdministrator権限で実行されているため、コントロールパネルを弄れるは、Explorerからファイル操作ができてしまうはなんでもあり。ただし、キーボードがないので、割り箸一本だけで操作する他ないのだが。

さらに問題を見つけてしまった。

クライアントサーバ間の通信が無線LANであることがばっちりわかってしまったのだ。
SSIDを隠蔽していないからすべてわかるし、しかも各アクセスポイントはセキュリティがかかっていない。「おい、これじゃまずいだろ」と友人と話し合う。

さすがにシステムを破壊するつもりはないので、店長さんを呼び出して、事情を説明。
私>「このシステム、問題ありますよ。システムトラブルおこってませんか?」
店長> 「よく注文が取りこぼされたり、トラブルが起こっていると聞いています」
私> 「無線LANを内蔵したパソコンを持ち込まれたら、お店の経営を揺るがす事態に陥る危険性がありますよ。」

・・・

ものすごく酔っ払っていたのだが、急に酔いがさめてしまった感じ。

お店の問題ではなくて、脆弱なシステムを導入した企業の体制に問題があると思う。
なんか放置できないので、そのお店の経営者にこの問題を知らせるように、店長に伝えた。

・・・

案の定、清算の時に問題が。注文していない品目がチャージされているではありませんか。
かなり呆れてお店を出た。